平成15年 宅建 合格体験記3

■ 家の近くに学校がなく、一年間「通信講座」でやり通した!
富士市 外山和代(38歳、受験1回、本試験40点)

● 「宅建」を目指した動機

私は以前、銀行に勤めていたこともあって、「宅建」資格の有用性については知っていました。「宅建」を持っていれば、銀行業務の花形ともいえる「融資」のセクションにいける可能性も高かったし、「宅建」の知識を持っていれば、なにより不動産業や建設業の方々と突っ込んだ話ができるという点が魅力でした。
しかし、在籍中はチャレンジするタイミングがなく、そのままになっていました。
結婚し、子育てもひと段落し、再就職を考えたときに、やはり何か企業にアピールするための資格を持っているべきだと思い、今回いよいよ「宅建」を取ることに決めました。


● インターネットでの出会い
私が住んでいる富士市には、合格実績や料金面で私の希望にかなう学校はありませんでした。かといって、家事をこなしながら静岡や沼津まで授業を受けに行くという時間的余裕はありませんでした。
「仕方ない、独学でやろうか」と半ば決めかけていたところ、平成15年2月頃にインターネットで「おしえコム」の存在を知りました。
ホームページに公開されていた合格体験記をすべて読み、講師の久保先生に興味を持ち、すぐに案内書を取り寄せました。
その案内書には、久保先生のガイダンスビデオがついており、先生の講義の一端を拝見することができました。
その時です。私は心の中で『この先生の授業を毎週聞いていれば、絶対受かるよ!』と直感しました。初めは、週1回生録ビデオが送られてくるという「通信講座」というものに抵抗感があった私でしたが、先生の、噂にたがわないハイクオリティな講義を聴いて、「この講座をペースメーカーにしていけば、一発合格は夢じゃない!」と確信しました。
今思えば、私の合格は既にこのとき決まっていたと言っても言い過ぎでないと思います。

● 講義ビデオと、テキストと、過去問を徹底的に自分のものにした
久保先生は、ことあるごとに、講義の復習と過去問演習の重要性について話されました。
従って私は、その点を常に肝に銘じて取り組んできたつもりです。
ただ、それだけでは他のスクールの講師も同じようなことを言いそうです。
先生が他と違っていたのは、「どの時期に、何をやるべきか(例えば、8月頃までに、暗記の際に使うべく〈スーパーツール〉を着々と作っておくように、ということ等)」という細かな指示や、私たちのテンションが下がらないように、時折、励まして下さったりしたことです(実際、私は何回か激励のeメールをいただいた)。
受講生にとって、講師の先生が「自分のほうを向いてくれている」と感じるだけでも、やる気がでてくるものです。先生は今年、宅建講座だけで20〜30人の受講生を担当されていたとお聞きしましたが、そのすべての受講生の学習進度を把握していらっしゃる能力にもびっくりしました。おかげで私も、少しの不安もなく、本試験に臨むことができました。

● 「通信」講座でも、しっかり目標を持っていれば大丈夫
よく、「通信講座は、挫折しやすい」といいますが、結局は本人が本当に受かりたいのかどうかという点にかかってくると思います。通学であっても、真面目に取り組まなければ同じです。
私は結局、先生の講義ビデオを見、与えられた教材を使い、ただひたすらにテキストの理解につとめ、過去問・新作問題を解いてきただけですが、最後まで「今年、必ず受かりたい」という気持ちが切れませんでした。あえていうなら、それが勝因かと思います。
最後に、毎回ハイテンションで、一生懸命講義をして下さった久保先生はじめ、スタッフの皆さん、直接お会いすることはありませんでしたが、身近なライバルとして刺激を与えてくださった通学生の皆さん、本当にありがとうございました。
先生からは、「マンション管理士講座」の受講を勧められておりますので、またお世話になるかもしれません。その時はまたどうぞ宜しくお願い致します。


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